ダウンスイングで右膝が前に出て、インパクト前に体が起き上がってしまう。そんな「伸び上がり」に悩んでいませんか?
VGOLFのYouTubeを担当するDAIも、30年以上この動きに悩んできました。
今回紹介するのは、右足を後ろへ引く動きを使った3ステップの練習法です。前傾を保ち、左足に乗って打つ感覚を段階的に身につけます。
- 伸び上がりが起きる原因
- 右膝を前に出さない感覚
- 伸び上がりを改善する3ステップ
- 正しくできているか確認するポイント
伸び上がりの原因は右膝の動き
ゴルフの伸び上がりとは、ダウンスイングからインパクトにかけて、骨盤の前傾が崩れて体が起き上がる動きです。
大きな原因のひとつが、右膝がボール方向へ出ることです。
右膝が前へ出ると、骨盤を回転させるスペースがなくなります。その結果、すくい打ち、手元の浮き、ダフリやトップ、当たりの弱さにつながります。
「頭を残す」「前傾を保つ」と意識するだけでは、なかなか直りません。右足と右股関節の使い方を、段階的に覚えることが大切です。
ステップ1:右足を後ろに引いて打つ
まずは通常どおりアドレスし、右足を後ろへ引きます。
体重配分は、左足9・右足1くらいの感覚です。そのまま小さめのスイングで打ちます。
右足を引くと重心が左側へ移り、クラブ軌道の最下点も左へ移ります。ボールを上から捉える感覚をつかみやすくなります。
ポイントは、強く振らず、骨盤の前傾を保ったまま左足に乗って打つことです。
ステップ2:スイング中に右足を引く
次は通常のアドレスから、スイングしながら右足を左足の斜め後ろへ引きます。
右足で地面を押す力は、前ではなく「後ろから上方向」へ使います。
右足を強く蹴ろうとして、右膝がボール方向へ出る。
右足を左足の斜め後ろへ引きながら、上方向へ力を出す。
正しくできているか確認する2つのポイント
左右の太ももが近づく
うまくできると、フィニッシュに向かって左右の太ももがピタッと近づきます。
右股関節の前側が伸びる
右膝が前へ出ると、右股関節の前側は縮まります。右足を正しく使えると、右股関節の前側に伸びを感じやすくなります。
ステップ3:通常の構えで再現する
最後は、両足を通常の位置に戻します。
実際には右足を動かしません。ただし、ステップ2で覚えた「右足を斜め後ろへ引く感覚」は残したまま振ります。
右膝が前へ出ていないか、右股関節の前側に伸びがあるか、フィニッシュで左右の太ももが近づくかを確認してください。
練習するときの注意点
最初からフルスイングする必要はありません。まずはボールを打たず、ゆっくり右足を引く動きを確認します。
慣れてきたら、短いクラブを使って小さなスイングから始めましょう。
大切なのは、右足を強く蹴ることではありません。「右足を斜め後ろへ引く」と考えたほうが、右膝が前へ出にくくなります。
痛みや強い違和感がある場合は無理に続けないでください。
自分のスイングを動画で確認しよう
伸び上がりは、自分の感覚だけでは気づきにくい動きです。練習場では後方からスイングを撮影し、右膝の方向と骨盤の角度を確認してみてください。
VGOLF Academyの「オンライン動画添削」では、山崎 大がスマートフォンで撮影したスイングを確認し、ミスの原因と優先して取り組むポイントを整理します。
まとめ
- 右足を後ろに引いて打つ
- スイング中に右足を左足の斜め後ろへ引く
- 同じ感覚を残して通常どおり打つ
一番のポイントは、右膝を前へ出さないことです。右足を後ろから上方向へ使い、骨盤の前傾を保ったまま回転します。
伸び上がりやすくい打ちに悩んでいる方は、3ステップの順番で試してみてください。

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